【シミを消す完全ガイド】自力でのケア・予防法や、レーザー治療、化粧品で隠す方法

シミ消す

鏡を見れば目に入る、憎き、茶色いシミ……。「これさえなかったら、5歳は若返るのに!」なんて、悔しくなりますよね。

でもあなたは、誰かに「そもそも、シミって何なの?」と聞かれても、ちゃんと答えることができるでしょうか。ほとんどの方の場合、難しいでしょう。

 

この記事では、シミについて、

  • シミとは何か
  • シミができる原因
  • シミを消す方法
  • シミをできるだけ隠す方法

について、徹底的に詳しく、わかりやすく解説していきます。

この記事を呼んでいただければ、もうシミで悩まない生活を送れるようになるでしょう。

1.シミとは?

シミとは、肌の深部にメラニン色素が蓄積され、周りの肌の色より濃く見えてしまう部分のことを指します。一般的に、5ミリ以上の色素沈着は、シミであると定義されています。

シミには4種類ある

そんなシミも、実は何種類かに分かれているのです。

日光黒子(にっこうこくし)

黒っぽく、正常な肌との境界がはっきりしたシミのこと指します。別名“老人性色素班”(ろうじんせいしきそはん)とも呼ばれています。顔、手の甲、腕の外側など、日光が頻繁に当たる場所に、中年に差し掛かるころから現れ始めます。ほぼ円形で、スポット的に現れ、左右対称に現れることは、あまりありません。なかには、数センチもの大きさになってしまうものもあります。

肝斑(かんぱん)

…30代以上の女性によくみられるシミです。左右対称で、ほぼ同じ大きさ・形で現れます。多くは、もやっとした、境界線のぼやけたようなシミであることが特徴です。目の周りにはできません。なかには、額の中央あたり、口の周りに出る肝斑もあります。

炎症後色素沈着

吹き出物やニキビなどの肌の炎症がおさまった後、その部分が茶色く変色することで生じるシミを“炎症後色素沈着”と呼びます。年齢や性別などに関わらず出現します。レーザー治療の後に、炎症後色素沈着ができることもあります。

対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)

左右対称にできるシミで、額、頬などに丸く小さい色素沈着が散らばるように出現したり、集中して出現することもあります。

シミができる3つの原因

肌が気になる女性

シミができる原因には、さまざまなものがあります。

主な原因は3つです。

  1. 紫外線
  2. 肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の乱れ
  3. 女性ホルモンの分泌が過剰

それぞれ詳しく解説していきます。

①紫外線

紫外線は、季節によってその強さは違いますが、1年中、私たちの上に降り注いでいます。

紫外線を浴びると、体内ではメラニン色素の生成が活発になります。あまりに紫外線を浴び続けると、メラニン色素が過剰に作られすぎて、肌外部への排出がうまくいかなくなってしまいます。

その結果、メラニン色素は肌の深いところにたくさん溜まってしまい、色素沈着を起こし、シミになってしまうのです。

②肌の生まれ変わりのペースの乱れ

私たちの肌は、一般的に、28日周期で生まれ変わるとされています。これを“ターンオーバー”と言います。

しかし、年齢を重ねるにつれて、ターンオーバーの周期が乱れ始めます

28日だった周期が、40日になったりするのです。その結果、メラニン色素の排出が滞り、肌の奥に溜まったものがシミとなって浮き上がってきます。

③活発に分泌される女性ホルモン

女性は30代以上になると、女性ホルモンの分泌が活発になってきます。なかでもプロゲステロンは、紫外線と同じように、肌の内部に大量のメラニン色素を作り出してしまうのです。

年齢を重ねた女性の肌にシミが増え始めるのは、このプロゲステロンの影響によるものが大きいでしょう。

 

以上の3つが、シミを作る大きな要因であるとされています。

男女のシミに、違いはある?

結論から言うと、シミ自体に男女による違いはありませんが、女性のほうがシミができやすいとされています。その原因の1つは、先ほどもお話しした“女性ホルモン”です。

女性は、40代後半くらいから更年期に入ると言われています。その頃に、閉経などで女性ホルモンのバランスが狂い始めます。

女性ホルモンのなかでも、メラニン色素に直接働きかけてしまうプロゲステロンがたくさん分泌されることで、シミが大量発生することもあるのです。

 

2.シミを消す方法

美肌を自慢する女性

自力でシミを消す方法ってないの?

シミができると、当然考えることは、「何とかして消したい!」。この一念に尽きるでしょう。できるだけ自分の力で、お金をかけずに消したい。そう思うのは当たり前です。

結論から言うと、一度できてしまったシミを自力で薄くすることはできても、“完全に”消すことは、おそらく難しいでしょう。

ただし、シミの種類によって、自宅でできる効果的な美白ケアは存在します。たとえば、日焼けによるシミ、ニキビなどの炎症後にできたシミ、虫刺されの跡が沈着してしまったシミなど、“表皮にできたシミ”ならば、自宅でのケア次第で、かなり薄くすることが可能です。

では、そのケアの方法について、ご紹介しましょう。

①米のとぎ汁洗顔

読んで字のごとく、お米のとぎ汁を使って顔を洗う方法です。実は、お米のとぎ汁には、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、オイレン酸、セラミドなど、肌にとって最高の美容成分がたっぷりと含まれているのです。

【米のとぎ汁の作り方】

  1. まず、たっぷりの水を使い、お米をざっと洗います。そのあと、丁寧に水を切っておきます。
  2. 次に、お米同士を手と手ですり合わせてこするようにし、といでいきます。時間は、およそ2~3分。
  3. とぎ終わったお米に、ぬるま湯を加えます。およそ35度前後くらい。目安としては、3合のお米に1カップのぬるま湯を加えましょう。
  4. お米と水をよく混ぜ合わせます。

 

上記の工程で仕上がったとぎ汁を洗面器などの容器に入れ、洗顔に使います。洗顔料は使わず、とぎ汁のみで洗顔を行います。顔全体を洗った後、シミが気になるところに、閉じ汁を擦るように塗りこんでください。

ここで注意していただきたいのは、必ず、お米をといですぐの汁を使うようにしてください。時間がたったものは使わないようにしましょう。また、もしお米のとぎ汁洗顔で刺激を感じたり、肌に良くない異変を感じたら、即刻中止してください。

②ヨーグルトパック

市販されている、砂糖が入っていないプレーンタイプのヨーグルトを使うとよいでしょう。

やり方はいたって簡単です。洗顔後、ヨーグルトをシミが気になる部分にたっぷり塗り、20分ほど置きます。その頃には乾いてパリパリになっていると思いますが、ぬるま湯で洗い流しましょう。

ヨーグルトには、フルーツ酸が含まれています。フルーツ酸は、肌の古い角質を除去し、新しい角質に生まれ変わる手伝いをしてくれます。つまり、ターンオーバーを整え、過剰に蓄積されたメラニン色素を排出させる手助けをしてくれるのです。

以上、自分で簡単にできる美白ケアをいくつかご紹介しました。びっくりするほどの効果がすぐに現れるわけではありませんが、地道な努力は、きっとシミを薄くしてくれるでしょう。

皮膚科でできるシミの治療

女性皮膚科医がOKをしている画像

できるだけ確実にシミを薄くしたい、消したいというのであれば、やはり皮膚科での治療をオススメします。皮膚科ではどんなシミ治療を行っているのか、いくつかご紹介します。

  • 外用薬
  • 飲み薬
  • ケミカルピーリング
  • フォトフェイシャル
  • レーザー治療

 

それぞれ、紹介していきます。

①外用薬

ハイドロキノン、トレチノイン、ビタミンC誘導体などが配合された外用薬(クリーム)をシミに直接塗りこむことで、徐々に薄くしていきます。

劇的に効果が出る治療法ではなく、時間をかけてシミを薄くしていきます。

②飲み薬

L-システイン、トラネキサム酸、ビタミンCなど、シミに効く有効成分が配合された飲み薬をのむことで、徐々に薄くしていきます。メラニン色素の沈着を防ぎ、排出を促進してくれます。

この治療法はかなり長期戦になることを覚悟したほうがよいでしょう。数年はかかると思っておいたほうがよいです。

③ケミカルピーリング

肌に専用の薬剤を塗り、人工的に古い角質を剥がし、新しい皮膚へと生まれ変わらせる技術です。人によっては刺激が強く感じ、ピリピリすることもあります。何回か治療を受けることで、徐々にシミが薄くなっていきます。

※通常の皮膚科ではなく、ほとんどの場合、いわゆる美容皮膚科や美容クリニックで治療ができます。

④フォトフェイシャル

シミの上に、専用のジェルを載せていきます。そして、光を照射し、肌の奥深くに溜まっていたメラニン色素を破壊し、浮き上がらせていきます。施術後は、光を照射した部分がかさぶたになり、剥がれ落ちると、シミが薄くなります。

一度で完全に消えることはまずなく、何回か治療を受けることで、シミを消します。

※通常の皮膚科ではなく、ほとんどの場合、いわゆる美容皮膚科や美容クリニックで治療ができます。

⑤レーザー治療

消したいシミだけを狙ってレーザーを照射し、メラニン色素を破壊し、浮き上がらせることができます。照射した部分はかさぶたになり、やがて剥がれ落ちます。

一度だけの施術でシミが消えてしまうこともありますが、多くの場合、何回か治療を受けることが必要です。

※通常の皮膚科ではなく、ほとんどの場合、いわゆる美容皮膚科や美容クリニックで治療ができます。

 

以上、代表的な5つの治療法について、ご紹介しました。

皮膚科での治療は保険適用?

皮膚科でのシミ治療は効果が高いだけに、費用の面が気になりますよね。

結論から申し上げると、残念ながら皮膚科でのシミ治療には、健康保険を使うことができません。いわゆる保険適用外自由診療です。なぜなら、シミ治療は“美容”の範疇であり、“病気の治療”ではないからです。

健康保険が使えないため、フォトフェイシャル、レーザー治療にかかる費用は高額です。クリニックの医師とよく相談のうえ、治療を受けるようにしましょう。

 

3.シミを隠す方法

顔を隠したい女性の画像

では次に、シミを“隠す”方法についてお話していきましょう。シミを隠すには、以下の2つの方法がよいでしょう。

  • メイクでシミを隠す
  • 写真加工アプリでシミを隠す(写真の場合)

メイクでシミを隠す方法

シミは、メイクの力でかなり目立たなくなるまで隠すことが可能です。その効果的なメイクの方法について、お話していきましょう。

☆パウダーファンデーション使用の場合

  1. メイク下地をしっかり塗りこむ。
    (乳液や日焼け止めなどで代用してもよいが、専用下地のほうがメイクの持ちも良く、きれいに仕上がる)
  2. コンシーラーを指の腹に少量取り、叩き込むようにシミの部分につけていく。
    (ペンシルタイプなどの場合でも、指にとってからつけたほうが、自然に仕上がる)
  3. その上からパウダーファンデーションをつけていく。

 

☆リキッドファンデーションまたはクリームファンデーション使用の場合

  1. メイク下地をしっかり塗りこむ。
  2. 顔全体に、ファンデーションを少量ずつ塗りこんでいく。
  3. コンシーラーを指の腹に少量取り、叩き込むようにシミの部分につけていく。
  4. フィニシングパウダーをつける。

コンシーラーは非常にカバー力が高いため、シミをきれいに隠すことができます。完全に見えなくなることは難しいかもしれませんが、よく見ないと気づかれない程度には隠すことができるでしょう。

コンシーラーが手元にない場合

もし、コンシーラーはないけれど、リキッドファンデーションならあるという場合、リキッドファンデーションをコンシーラーとして代用できます。

  1. リキッドファンデーションを手の甲に少量取る。(ティースプーン2分の1杯くらい)
  2. 指の腹でくるくると回すように混ぜ、油分を揮発させる。
  3. 感触が固くなってきたら、指の腹に少量取り、シミの気になる部分に叩き込んでつける。

コンシーラーよりややカバー力は落ちるかもしれませんが、自然な感じに仕上げることができますよ。

 

シミを隠せるおすすめ写真加工アプリ2つ

せっかく写真を撮っても、シミが写っていたら、一気にテンションが下がってしまいますよね。でも大丈夫。シミをなかったことにしてくれる、便利なアプリがあるのです。

1.Beauty Cam
このアプリがあれば、シミが写ってしまった残念な写真も、きれいな色白肌に補正してくれます。なんと、シミを消してくれるだけでなく、体型を補正したり、身長を伸ばすことまでできるんだとか。アプリの進化は素晴らしいですね。

2.Beauty Plus
自撮り専門美肌カメラアプリです。写真に写った顔を、自動できれいに加工してくれます。手動で修正する手間が省けます。スマートフォンのフォルダの中に保存されている写真も、加工できます。

これで、写真撮影も怖くない!とびきりの笑顔で写ることができますね。

 

4.シミなんて永遠におさらば!徹底予防法

シミのない美肌の画像

できてしまったシミを消すことは非常に重要なことですが、これ以上新しいシミを作らないというのも大切なことです。ここでは、徹底的なシミの予防策について、ご紹介していきます。

  • 紫外線対策
  • 栄養バランスのとれた食事
  • 正しいスキンケア
  • 早寝早起き
  • 市販のシミ予防薬の活用
  • ストレスフリー生活

以下、それぞれ詳しく説明していきます。

 

紫外線対策

最も気を付けなければいけないのは、やはり紫外線対策でしょう。日焼けしないために、毎朝しっかり日焼け止めを塗ること、つばが広めの帽子をかぶることが大切です。

紫外線は、夏だけでなく、秋も冬も春も、年中降り注いでいます。気を抜かず、365日、しっかり日焼け対策をするようにしましょう。

栄養バランスのとれた食事

体の内側から、シミを薄くしていく努力も大切です。特に、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、βカロチンの摂取を心掛けるようにしましょう。

フルーツ類(特にかんきつ系)、肉類(特に豚肉)、野菜類(葉物やかぼちゃ、ニンジンなど)を毎日食べるよう、心掛けてください。グリーンスムージーを作って飲むのも効果的ですよ。

正しいスキンケア

自分の肌に合った基礎化粧品を選び、しっかり保湿することを、まず心掛けましょう。化粧水をつけるだけでなく、閉じ込めた水分に乳液でふたをすることも忘れないでくださいね。

肌の深部までしっかり潤いを与えることが、シミの改善には重要です。

早寝早起き

シミに悩む人は、生活リズムも乱れていることが多いです。肌は、夜の22時から2時のあいだに、新しいきれいな肌に生まれ変わります。この時間帯に、まだメイクをしたままお酒を飲んでいたりしたら、肌の生まれ変わりを阻害することになってしまいます。

シミのないきれいな肌を目指すのであれば、21時半には布団の中にいるのが理想です。それはなかなか難しい……という人もいるかもしれませんが、せめてメイクだけでも落としておくようにしてください。

肌のターンオーバーを正常化させることが、シミを消す近道であることを忘れないようにしましょう。

市販のシミ予防薬を活用

ドラッグストアに行けば、さまざまなシミの予防薬が売られています。そういったものを活用するのもよいでしょう。

ビタミンC誘導体など、シミ退治に効果的な成分が配合されたものを選ぶようにしてください。

ストレスフリーを目指す

心に重いストレスを抱えていると、肌の新陳代謝が悪くなってしまいます。できるだけストレスフリーに近い状態を目指しましょう。

友人と会って長話をしたり、恋人に癒やしてもらったり、家族でお出かけしたり。いろいろな方法がありますね。あなたにぴったりのストレス解消法を、ぜひ見つけましょう。

 

5.まとめ

以上、シミについて、シミの消し方について詳しくご紹介しました。

最後に、まとめてみます。

1.シミには4種類ある。シミができる原因には、紫外線、肌の生まれ変わりの乱れ、女性ホルモンの活発化がある。

2.シミは自力で消すことは難しい。皮膚科では、飲み薬、外用薬、ケミカルピーリング、フォトフェイシャル、レーザー治療などのシミ治療が受けられる。

3.シミを隠すには、メイクを工夫したり、写真撮影なら加工アプリを使う

4.シミを徹底して予防するには、紫外線対策、栄養バランスのとれた食事、正しいスキンケア、早寝早起き、シミの予防薬を飲む、ストレスフリーになることを心がけること

シミは、一度できてしまうとなかなか消えない厄介なものですが、地道な努力と正しい治療法で、きっと改善できます。落ち込まず、前向きな気持ちで、シミのケアに取り組んでくださいね。

この記事が、少しでもあなたのお役に立てたのであれば幸いです。